設立目的現在の研究領域は極めて細分化されてきたと同時に、目的に応じて他の専門領域と連携した研究の重要性が増しています。とくに生物系薬学は総合サイエンスとして、個々の研究成果において異なる専門領域による協力と評価を受けながら、価値の創生と付与がより一層期待される領域です。また、技術開発が成果を大きく左右する領域でもあります。それゆえ、研究成果を共有しながらさらなる発展を推進すべく、若手研究者の養成が重要課題となっています。 これらの背景のもと、日本薬学会理事会において、あるいは生物系の研究・教育に携わる多数の研究者間において議論を行い、生物系関連の専門領域での連携がこの分野の発展に大きく貢献するとの結論を得ました。大学、研究所、企業研究所等において生物系領域全般にかかわる研究者が一同に集まり、学術研究活動のみならず教育活動をも行うことが部会構築の目的です。さらに、将来を担う若手研究者、教育者の啓蒙の場を構築するため、独自で運営企画するシンポジウムの新設を計画しています。 歴代部会長
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