設立目的


 現在の研究領域は極めて細分化されてきたと同時に、目的に応じて他の専門領域と連携した研究の重要性が増しています。とくに生物系薬学は総合サイエンスとして、個々の研究成果において異なる専門領域による協力と評価を受けながら、価値の創生と付与がより一層期待される領域です。また、技術開発が成果を大きく左右する領域でもあります。それゆえ、研究成果を共有しながらさらなる発展を推進すべく、若手研究者の養成が重要課題となっています。
 これらの背景のもと、日本薬学会理事会において、あるいは生物系の研究・教育に携わる多数の研究者間において議論を行い、生物系関連の専門領域での連携がこの分野の発展に大きく貢献するとの結論を得ました。大学、研究所、企業研究所等において生物系領域全般にかかわる研究者が一同に集まり、学術研究活動のみならず教育活動をも行うことが部会構築の目的です。さらに、将来を担う若手研究者、教育者の啓蒙の場を構築するため、独自で運営企画するシンポジウムの新設を計画しています。


歴代部会長


平成14年度(初代) 市川 厚
平成15〜16年度 馬場 明道
平成17〜18年度 堅田 利明
平成19〜21年度 新井 洋由
平成22〜24年度 今川 正良
平成25〜27年度 中山 和久
平成28〜30年度 青木 淳賢
令和1〜3年度 杉本 幸彦
令和4〜6年度 服部 光治